い み ふ め り

ひとりごとてきななにか

周回遅れの読書感想文の書き方

夏休みもおわったころにこの話題もどうかと思うけど。

 

自分自身はどちらかというと感想文を書くのは得意。
でも書けない子とか苦手な子に書き方教えてと言われたらこんなふうに指導する。

※賞をとるためのものでなく、とにかく字数を埋めるための方法です。

 

その1 課題図書は選ぶな

あれは本を良く読む子のためだと思った方がいい。

あれは自分の感情を突きつめていかないと原稿用紙3〜5枚も書けない。

そして感想文が書けない子は気持ちをつきつめていくことが苦手だ。

実際「面白かった」から進まない子がほとんど。

 

その2 あとで体をうごかして確かめられるものを選べ

例えばサッカーをやってる子ならサッカーに関する本。

料理のできる子なら料理人の伝記など。

ここは敢えて苦手なものを選ぶのもよい。

例えば絵を描くのが苦手な子が絵の鑑賞の本を読むなど。

とにかくあとで体を動かして確かめられるものが書きやすい。

 

その3 実際に確かめる

全部じゃなくていい、本に書いてある事を実際にやってみる。

上の例で言うならサッカーの練習を同じ時間してみるとか、同じ料理を作ってみるとか絵画鑑賞とか。
うまくいかなくてもいい。それはそれでネタになるのだ

 

その4 実際に書いてみる

その本を手に取った理由→自分の興味のある事から選んだと書けば敷居が低い。

一番印象に残ったこと→実際に確かめられる部分を選ぶ

実際にやってみた結果→成功したなら筆者の工夫がすごいと書けるし、失敗したなら筆者のすごさを実感できたともってこれる。
ここでは、色とか匂いとか5感をフル稼働させて書くと説得力が増す。

まとめ→やってみた事をふまえて今後どうしたいか

 

つまり実験レポートとか体験談にしてしまうのだ。

感想は書けなくても出来事なら書ける子は多い。

だから本をきっかけに自分の書ける分野に落とし込んでしまう。

採点側も感想文?と思うかもしれないが少なくとも実際の体験が入ってるぶん

ちゃんと考えたことは評価してくれる・・・はずw

 


まぁ、どうしても困ったらあらすじで埋めるしかないわけだけど。